元気をもらえた日

日常

先日、創業100周年を迎えられた会社様の記念祝賀会にお招きいただきました。
4代目を承継された現社長とは、事業承継塾で経営の基礎を学んだ同期。修了後も同期十数名で幾度も集まっては、経営の喜びや難しさを語り、共に励まし合う、私にとって心の大きな支えとなる人たちで、祝賀会の後もみんなで、笑顔と涙が溢れる幸せなひとときを過ごしました。

1922年から2022年をふり返るスライドと社長のスピーチで語られた100年は、戦争や大災害、想像が追いつかないような数々の出来事の中で、ひたすらに社員やお客様を大切にする思いの強さで繋ぎ紡がれた100年だったのだなと、改めてその重みを、言葉にできない程ずっしりと感じました。

そしてふと自分に立ち返ってみると、10年後に50周年の節目が見えました。
承継して10年が経ち、これまで何ができただろうと思い返しては、会社を大きく飛躍させるような革新は起こせなかったものの、お客様に寄り添い、一緒に良いものづくりをするという姿勢をずっと続けてこれたなと、それが自分の強みなのだなと気付かせていただけたこと、全てお客様と周りの方々に支えていただいたお陰だなと実感しております。

制作に打ち込み日々忙しく過ごしていると、ついふり返る余裕もなく走り続けてしまうけれど、こんなふうに自分の立ってる場所に一度立ち止まり、顔を上げて真っ直ぐ先を見ることが、新たな次の一歩を確実に踏み出せる力になるのだなと思いました。

とびきりの元気をもらいました。
皆さん本当にありがとう。

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