月刊 螢雪時代
私が螢雪時代のデザイン制作を初めて担当させていただいたのは、確か2002年だったと思います。
毎号、講師ががっつり寄り添って解説してくれる付録本の表紙デザインでした。
駆け出しの頃だったので、あらゆることが学びの機会でした。
そして社内では表紙や本誌の誌面デザイン、学習参考書も並行して制作していて、「大学受験」や「高校受験」の学習情報にデザイナーとして向かい合うことが、ひたすら新鮮でしたし、今現在も、学習面だけではなく、メンタルヘルスや体調管理、合格前後のシミュレーションなど、様々な角度のサポートによって受験生たちを応援している一冊一冊だということを毎号ひしひしと感じています。
あれから編集長も2代代わられ、まもなく20年が経とうとしていますが、本っ当に有難いことに、現在でも毎月付録の表紙と、誌面のレイアウトを企画単位でデザインさせていただいています。
本誌の誌面は、主な読者である高校生が、楽しく読みやすくわかりやすい!と感じてもらえるように、全体の色調や書体の選択、見出し等のデザイン処理、効果的にイラストを活用するなどして、情報整理や視点コントロールをしながらレイアウトしています。
さらに、4年前になりますが、書店ポスターも制作いたしました。
受験の運命を分ける夏を如何にして過ごすか?!
意気込みは熱くエネルギッシュに、それでいて頭脳はクールに冷静に戦ってほしいという応援の気持ちをデザインに込めました。
20年以上も関わらせていただいている「螢雪時代」は、デザインの無限の可能性をビシビシ感じさせてくれるお仕事です。
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